健康・病気

夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒の原因は?レム睡眠とノンレム睡眠

こんばんは!「すだっち」こと須田祐樹です(*’▽’)

いつもブログを見に来て下さり有難うございます(´ω`*)

今日のテーマは、夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒の原因についてお話しようと思っています!

みなさん、いつも夜はしっかり眠れていますか?しっかりたっぷり寝たはずなのに、朝起きてみたら体がダルい、しんどい・・・ということはよくありませんか?

確かに寝返りをあまり打たなくて体が痛い・・・ということはあるかも知れませんが、今回ここで取り扱う内容は「寝ている体勢」ではなく、「眠りの質」が低いことによって、体が十分回復していないことを指します。

眠りの質が低ければ当然、体が休まっていませんよね?今回はその原因について見ていきましょう♪

睡眠のサイクル~目覚めやすい睡眠時間とは?

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最も目覚め良く起きられる時間は、就寝から1時間半や3時間、4時間半や6時間などの90分の倍数の時間で起きる方法と言われています。

これは私たちは90分間というサイクルの中で浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りであるノンレム睡眠を交互に繰り返し行っているからです。

レム睡眠って何?

浅い眠りであるレム睡眠時には、体は休まっているのに脳は覚醒している状態です。

このレム睡眠時には脳が記憶などを整理している時間なんです。

このレム睡眠時には急速な眼球運動(Rapid Eye Movement)が行われています。それゆえに「REM(レム)睡眠」と呼ばれています。

レム(REM)睡眠・・・Rapid(急速な) Eye(眼球) Movement(運動)

ノンレム睡眠って何?

レム睡眠が脳が覚醒している状態に対して、ノンレム睡眠の間は脳を休めて回復状態に入っています。  

ノンレム睡眠時には脳をクールダウンさせるために、体から熱が放出されるので、寝汗をかくこともあります。

このノンレム睡眠の中でも4段階のノンレム睡眠があると言われています。段階が進むにつれ、体のあらゆる部分が休息に入るため、多少の物音でも起きないようになっています。

ノンレム睡眠時には眼球の動きも制限されています。

ノンレム(NonREM)睡眠・・・Non(無い) Rapid(急速な) Eye(眼球) Movement(動き)

夜中に何度も目が覚めることによって、これらの睡眠サイクルが崩れることで、寝起きの体のだるさが残ってしまいます。

では、なぜ夜中に何度も目が覚めるのでしょうか?その主な原因について見てみましょう。

夜中に何度も目が覚める中途覚醒の原因とは?

夜中に目が覚める原因として、ここでは6項目をご紹介します。みなさんの中には複数項目が該当する人もおられるんじゃないでしょうか?

中途覚醒の原因その①:ストレス

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現代社会では切っても切れないストレス。私たちはストレスを感じると、生命の危機を感じ、交感神経が活発になってしまいます。それにより自律神経のバランスを乱してしまいます。

交感神経が優位になる状態が慢性化すると、脳をリラックスさせ休ませる効果がある副交感神経が優位になりにくくなり、脳や体が常に興奮状態になってしまいます。

つまり、眠りにくい状態を作ってしまうんです。

中途覚醒の原因②:就寝前のアルコール

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アルコールを飲むとすぐに寝てしまうイメージはありませんか?

英国のロンドン睡眠センターによると、アルコールの摂取量に関わらず、アルコールには眠りに落ちるまでの時間を短縮することが明らかになっています。

ただ、体内でアルコールが分解される時にアセトアルデヒドと呼ばれる物質が発生し、この物質がレム睡眠を阻害してしまい、眠りの質を下げてしまいます。

また、アルコールを摂取することで、利尿作用が促進されてしまい、夜中に目覚める原因になるだけでなく、脱水により血液がドロドロの状態になってしまいます。

出来れば夕食後の飲酒は控えましょう。

中途覚醒の原因③:ペット

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2~3家庭につき1家庭は、少なくとも1匹はペットを飼っている時代と言われています。

飼われているペットとしては犬と猫が大半ですが、これらのペットと一緒に寝ている人も少なくありません。

確かに人とのつながりが疎遠になりがちな現代社会では、ペットの癒し効果の割合はかなりのものです。

このペットと一緒に寝る人も少なくありません。ただ、私たち人とペットでは、睡眠のリズムも違いますし、人が睡眠中にペットが動くことで、何度も夜中に覚醒させられてしまいます。

ペットと一緒に寝ることも、睡眠の質を下げてしまう原因の1つとなるんです。

中途覚醒の原因④:頻尿

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就寝前に大量の水分を摂取したり、夕食時にアルコールを何本も飲んでしまうクセがついている人は、夜中に何度かトイレに起きてしまうケースが多いとされています。

特にアルコールは利尿作用が高く、眠りの質も下げてしまいますので、快眠の妨げになってしまいます。

利尿採用の高い飲み物としては「カフェイン」が多く含まれている飲み物や、「砂糖や人工甘味料」が多く含まれている飲み物がその代表例となります。

紅茶やコーヒーには多くのカフェインが含まれていて、「カフェオレ」や「ミルクティー」にして飲む人も多いと思います。その場合はカフェインだけでなく砂糖も多く使用してしまうので、夜間の頻尿の原因にもなってしまいますよ。

中途覚醒の原因⑤:いびき

睡眠中は全身の筋肉が緩んでいる状態です。当然口の中の筋肉も弛緩している状態です。鼻から喉に通じている上気道と呼ばれる気管支が筋肉の弛緩により狭くなってしまい、そこに力が抜けきっている舌が下がってきてイビキが発生してしまいます。

自分のイビキの音にびっくりして目が覚めたことがある人も少なくないと思います。

イビキをかいている状態ではからだはしっかり休まっていません。

いびきの主な対策としては

①横向きかうつ伏せになって寝る

②普段から口呼吸にならないように意識する

③アルコール類を控える

④いびき防止枕を使う

などが挙げられます。

詳しくはこちらをご覧下さいね♪

★⇨女性のいびきの治し方!男性とは別の原因がある!いびきをかかない10の方法はコレだ!

中途覚醒の原因⑥:睡眠時無呼吸症候群

先ほどのイビキにも重複する内容でもあるのですが、この睡眠時無呼吸症候群の人も寝ている間に何度も目が覚めていることも少なくありません。実際に僕の友人もこの睡眠時無呼吸症候群の傾向が高く、睡眠時を観察していても何度も目が覚めてしまっています。

睡眠時無呼吸症候群の人は、睡眠中にしっかりと体や脳が休まっていない特徴もあり、日中の活動時間中に何度も睡魔が襲ってきたリ、集中力が極端に低下してしまうことも多いです。

特に長距離ドライバーの人は危険ですね・・・

中途覚醒の対処方法

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上記の中途覚醒の原因の中でもいくつか対処方法をご提案しました。

・睡眠前、もしくは夕食後の飲酒を制限

・カフェイン飲料や砂糖の多い飲料を控える

・ペットと一緒に寝ない

などですね。

それ以外にもメラトニン(トリプトファン)を摂取したり、適度な運動を行うことで、体を疲れさせ、また同時にストレスを軽減させることが出来ます。

メラトニン(トリプトファン)を摂取する

卵やチーズなどの乳製品や豆腐や納豆などの大豆製品、そして鶏肉を摂取すると、メラトニンの原料となるトリプトファン(アミノ酸の一種)をたくさん摂取することが出来ます。

メラトニンが多く分泌されると、体の中心温度が下がり、寝つきが良くなるとされています。

ウォーキングなどの適度な運動を行う

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長時間のデスクワークの方は仕事中はほとんど体力を消耗しません。(気力は大量に消耗しますが(笑))

適度な運動をすることによって、体を強制的に疲れさせることも安眠への第一歩です。また、運動により血行が促進され、一定時間が経過すると体温が下がるので、眠りやすいとされています。

運動によりストレスを軽減することも、中途覚醒を予防する良い手段ですよ。

さいごに

ある意味現代病の1つでもあるこの「中途覚醒」。

せっかくたっぷり寝たのに疲れが取れてない・・・というのは目まぐるしい現代社会で生活している私たちにとって時間の無駄ですね。

限りのある時間を有効的に使うためにも出来る範囲で中途覚醒を予防しましょう。

以上、すだっちでした(*’▽’)

おまけ

睡眠障害がアルツハイマーにも関係するんですよ。

★⇨睡眠障害がアルツハイマー病の原因になる可能性があるとCNNが発表!

普段の生活で行いがちな、「良い睡眠を妨げる15の悪習慣」も是非ご覧下さい。

絶対に1つ以上は当てはまりますよ!!

★⇨良い睡眠を妨げる15の悪い生活習慣と6つの対策方法!部屋のアイテムでも改善