こんばんは!須田祐樹です!
今日はダイエットの欠かせない半身浴や入浴とお茶、そして運動の関係についてお話しようと思います。
ダイエット目的で運動をしている人は、実は間違った入浴法をしていることが多いんです。
また、入浴をすることにより、ダイエット効果を促進する方法もあるんです。
入浴や半身浴自体にダイエット効果(カロリー消費効果)はない
一時期ブームになった半身浴ですが、半身浴を行ってもほとんどカロリーを消費しません。
半身浴よりも全身浴の方がカロリーを消費しますが、一般的な入浴時間ではそれほど消費しません。
ダイエットを行う時ほポイントは、体内で熱を作り出し、それによってカロリーを消費します。
夏場よりも冬場の方が消費カロリーが大きいと言われる理由はコレですね。
入浴時は、全身浴であれ半身浴であれ、常に暖かいお湯に浸かっています。そのため自ら体を温める必要がないので、カロリー消費は低いままなんです。
全身浴・半身浴の消費カロリー
全身浴の消費カロリー:約2.8キロカロリー
半身浴の消費カロリー:約1.6キロカロリー
運動に勝るカロリー消費は無い!とも言われるぐらい、ダイエットに効果的なのはやはり運動なんです。
入浴効果をアップするには、入浴前に緑茶を飲む
普段私たちが何気に飲んでいる緑茶、実はこの緑茶には脂肪吸収を抑制する効果があるんです。緑茶に含まれているカテキンが効果を発揮します。
でも私たちの体が吸収するカテキンの量は知れています。ですが、最新の研究では入浴前に緑茶を飲むことで、カテキンの吸収効果がなんと7倍にアップすることが分かっています。
ということは、入浴前に緑茶を飲むだけで、脂肪吸収を抑制する効果を7倍に膨れ上がらせることができます。
緑茶のカテキンが脂肪吸収を阻害する理由
カテキンはポリフェノールの1種であり、タンニンと呼ばれるお茶の渋みでもあります。
私たちは食事から脂肪を摂取し、体内に蓄積します。通常では脂肪を体内に吸収しやすくするために、リパーゼと呼ばれる消化酵素により脂肪が分解されます。
ポリフェノールの一種であるカテキンは、この脂肪を分解する消化酵素であるリパーゼの働きを抑制し、体内への脂肪の吸収を抑制します。
激しい運動直後の入浴は疲労回復を阻害する!
みなさん、激しい汗をかくような運動をした後はお風呂に入って、ゆっくりマッサージを…と考えたことはありませんか?実はこの入浴方法はあまりよくありません。
私たちは、体が熱い時は汗をかいて体温調整し、寒い時はカロリーを消費して体温を温めます。
運動直後は体がかなり発熱していて、これは体にとって異常な熱なので、積極的に汗をかいて体温を下げようとします。
ですが運動直後にお風呂に入ると、本来は下げるべきである体温を下げることが出来ず、運動により傷付いた細胞が修復出来ない状態になってしまいます。
それどころか、体温を下げられないことにより、筋肉の炎症範囲を広げてしまい、筋肉疲労の回復を遅らせてしまいます。
運動直後の入浴ではぬるま湯を使う
激しい運動の直後は温かい湯船に浸かる入浴方法は筋肉疲労を回復させるどころか、悪化させてしまいます。
では、筋肉疲労の回復を助長する方法は、体温より低めのお湯で体を冷やし、約1時間後に入浴を行います。
それだけで激しい運動で傷付いた筋肉疲労や炎症を抑えることが出来、疲労回復を促進させてくれます。
さいごに
運動直後の入浴がダメージを増大させてしまう可能性があることは意外でしたよね?ですが入浴前に緑茶を飲むことで、脂肪燃焼効果を7倍に出来ることも意外だったと思います!
これからは是非、入浴前に緑茶を1杯飲んでみて下さいね♪
以上、すだっちでした(´ω`*)