健康・病気

めまいや貧血の対策方法は?起立性貧血や起立性低血圧と呼ばれる症状

こんばんは!須田祐樹です!

みなさん、起立性貧血や起立性低血圧と呼ばれる「めまい」をご存知ですか?

中学や高校の時に全校集会などで体育館に集まって、校長先生の話を聞いている時に、バタン!と倒れる子もいましたね?(昔は立ったまま、校長先生の話を聞くのが主流でしたね!)

僕も最近、家族が起立性低血圧からのめまい(失神)で、かなり危険な目に遭いました。ですのでそれについて徹底的に調べ上げたので、それをみなさんにお伝えします。

起立性貧血や起立性低血圧から来るめまいや貧血の原因は?

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起立性低血圧や起立性貧血と呼ばれる症状は、寝ている状態や座っている状態などの、安静にしている状態から急に立ち上がることによって、急激に血圧が低下し、脳へ運ばれる血液が不足することが起こる症状です。

脳へ安静にしている状態だと、心臓は車のアイドリング状態のように、非常に穏やかに鼓動しています。必死に血液をポンプしなくても、全身に血液がめぐるからです。

その状態で急に立ち上がると、当然血液は重力に引かれて下方向には簡単に送られますが、重力に逆らった上方向(頭方向)には送りづらくなります。

車ならアイドリングで止まっている状態から超急発進で急な坂道を上るような状況ですね。よほど強いエンジン(心臓)でない限り、壊れてしまう可能性がありますね。

脳へ血液が送られないと一時的な酸欠状態に陥ってしまい、めまいが生じたり、最悪の場合は失神してしまいます。

今回、僕がこの記事を書きあげたのは、家族が起立性貧血によって失神してしまい、僕がいなければそのまま高所から落ちてしまい、死亡していた可能性があるからです。本当に気を付けて下さい。この記事が参考になれば…と思っています。

起立性貧血や起立性低血圧に隠された病気の可能性

貧血やめまいは、脳に運ばれる血液の量が一時的に少なくなり、脳が酸欠状態になることから起こっています。

ですが 単なる低血圧だけが原因ではなく、自律神経の乱れや心臓病、そしてガンなども起立性低血圧の原因になりますので、心配な方は医療機関の受信を強くオススメします。

その中でもガンは、がん細胞が成長するために必要な血液を、自分自身のがん細胞に運ぶための独自の血管のような管を生成します。そして血液をがん細胞に取り込み、そこから栄養を摂取し、急激に成長します。

そのため、本来は脳に運ばれるハズの血液の一部分ががん細胞に使われてしまい、血液不足に陥ってしまいます。

抗がん剤のマメ知識

ちなみに抗がん剤はこのがん細胞独自の血管への血液供給を絶ち、がん細胞へ栄養が行かなくし、がん細胞を小さくさせ活性化させないようにするんです。

こうしてできる限りがん細胞を小さくしてから、手術により取り除くんです。

僕の家族の場合は、起立性低血圧に関しては、病院でCTや血液検査を行いましたが、大きな異常は見当たりませんでした。

起立性貧血や起立性低血圧の対処方法は、その場にしゃがむ!

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起立性低血圧の根本的な原因は、医療機関にて検査をする必要がありますが、いずれの場合も、起立性低血圧が起こった場合は、速やかにその場にしゃがむ必要があります。

無理して手すりなどには捕まらないで下さい!

無理して手すりなどにつかまったままの状態をキープすると、意識を失った場合にそのまま後ろや周りに転倒してしまいます。

畳の上に転倒するのなら問題はさほどありませんが、周りがコンクリートであったり、車道、もしくは展望台などの場合は命の危険がありますので、一刻も早くその場にしゃがんで下さい。

起立性貧血や起立性低血圧の防止策

起立性低血圧の防止策その①:ふくらはぎの筋トレ

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起立性低血圧の防止策は、血液を送り出すポンプ機能が不足しているのも原因の1つです。

ふくらはぎの筋肉を鍛えるためにも、普段からエスカレーターやエレベーターではなく、階段を使ったり、スクワットを数回(10~20回)したりするのも効果的です。

起立性低血圧の防止策その②:食生活の改善

規則正しい食生活を送り、ストレスをため込まないことも起立性低血圧の予防策の1つです。ストレスは自律神経の乱れを誘発してしまいます。

また、コーヒーや紅茶などにはタンニンと呼ばれる物質が含まれています。

このタンニンは体内で鉄分の吸収を阻害してしまうため、貧血の症状を促進してしまいます。

この鉄分を補うためにほうれん草も有効ですね。

起立性低血圧の防止策その③:ゆっくり起き上がる

起立性低血圧は、横になってゆっくり休んでいる状態から、急に立ち上がる時に顕著に症状が現れます。

ですので立ち上がる前に、座った状態で少し待ち、それから立ち上がるようにして下さい。

起立性低血圧の防止策その④:服用中の薬を見直す

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ごくまれに服用中の薬の組み合わせが悪かったり、新薬を飲んでいる場合はその副作用の場合もあります。

主治医と慎重に相談して、不安な事は積極的に質問してみて下さいね。

さいごに

起立性低血圧(起立性貧血)は本当に危険な貧血です。まだフラついているだけなら良いのですが、急に失神して倒れると物凄く危険です。

お風呂に入っていて湯船に入る直前にこの症状が出たら…

階段を下る時にこの症状が起きたら…と心配になってしまいます。

くれぐれも「急」のつく動作は控えて下さい。そして少しでも気分が悪くなったり、フラっとしたら必ずその場にしゃがむか座って下さい。

僕からのお願いです(*´Д`)

そして、余りにも頻繁にこの症状が現れる場合は医療機関を受診して下さいね。

以上、すだっちでした(´ω`*)