ダイエット

焼きバナナの隠された効果と作り方!便秘や免疫力向上、そして美容にも

こんばんは!須田祐樹です!

みなさん、バナナダイエットは超有名ですよね!行ったことがある人もいると思います。

バナナだけじゃなくて、りんごやみかんなどの他のフルーツを使ったダイエットも超人気です。ですが以前では想像出来なかった意外な「焼きバナナ」という食べ物の効果が注目を浴びています!今回はその焼きバナナの作り方や効果についてお話したいと思います。

f:id:selvege:20170507231039j:plain

バナナの由来

バナナは大昔から食べられてきた食べ物で、紀元前約3000年~1万年ごろに初めて出来たとも言われています。現在はアフリカやオセアニア州でも人気のあるバナナですが、日本に伝わったのは戦国時代で織田信長がよく食べていた食べ物とも言われています。

バナナには非常に高い栄養素が含まれているので「体調が悪くなったらバナナを食べろ!」とも言われていたのですが、当時はバナナが非常に高価で庶民が入手することは困難でした。

昭和時代になりようやく価格が落ち着いてきて安価になったのですが、戦時中にまた価格が高騰し入手困難になりました。1963年に自由貿易が盛んになり、現在のようにリーズナブルな価格でバナナを入手することが可能になりました。

今ではスーパーでも安い時は1房100円前後で購入出来ますね♪

余談・・・

日本のスーパーでは1房が約3~5本のバナナがよく売られています。

ですが僕が住んでいたオーストラリアではこの2~3倍の約10本が1房になっているバナナが格安で売られていました。

必ず毎朝欠かさず食べていましたよ(´ω`*)

バナナの効果

f:id:selvege:20170507231711j:plain

バナナにはブドウ糖や果糖、でんぷんなどの糖質をはじめ、βカロテンやビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ペクチンと呼ばれる食物繊維、ポリフェノール、ヒスチジン、カリウム、鉄分、リン、アミノ酸、マグネシウム、カルシウムなどが豊富に含まれているのも特徴です。

その成分をそれぞれ見ていきましょう!

バナナの効果その①:ポリフェノールで活性酸素を除去

バナナには、βカロテンやポリフェノールが含まれています。

これらのβカロテンやポリフェノールには強い抗酸化作用(アンチエイジング効果)があり、体内で発生し続け、様々な病気の原因にもなりえる活性酸素と呼ばれる物質を取り除く効果があります。

バナナの効果その②:カリウムのパワーでむくみ解消・脂肪分解・こむら返りを予防

f:id:selvege:20170506014450j:plain

バナナには、むくみを防止・解消するカリウムと呼ばれる物質も多く含まれています。

特に女性に多いむくみは、塩分の摂取し過ぎによる場合も多くあります。

塩分を多く摂取すると、血中塩分濃度が上昇し、その濃くなった塩分を薄めるために血管内の水分量も増えてしまいます。

そうなると、増えすぎた水分が細胞内にあふれ出てしまい、むくみの原因になってしまいます。

カリウムには、この体内の塩分濃度を調整する働きがあります。また、カリウムには脂肪を分解する働きもあります。このカリウムの量もフルーツの中でバナナが最も多く含んでいるのも特徴の1つです。

もう1つカリウムの特徴を挙げると、カリウムはこむら返りや筋肉がつるのを阻止してくれる働きもあります。運動の前後にはストレッチ(準備体操)をするのが好ましいですが、カリウムを摂取することで、運動以外のシチュエーションでも筋肉がつるのを防止出来ますね。

バナナの効果その③:ビタミン類で代謝アップ!脂質や糖質を燃焼しやすくする

バナナに含まれているビタミンB1、ビタミンB2そしてビタミンB6は皮膚や粘膜の代謝をアップして、保護効果を高めてくれます。また体内に蓄積している脂質や糖質を燃焼しやすくしてくれる働きもあり、バナナを食べた後に運動をすることが望ましいとされています。

さらにバナナは多くの糖質も含んでいますので、効率的に吸収され、すぐにエネルギー源として使うことが出来ます。脂質や糖質を燃焼しやすくしてくれるだけでなく、すぐに活動出来るようにもなるというわけですね。

バナナの効果その④:食物繊維ペクチンで腸内善玉菌とコレステロールをコントロール

バナナには、ペクチンと呼ばれる食物繊維が含まれています。この食物繊維は水溶性の食物繊維で、腸内の善玉菌増殖に加担するだけでなく、コレステロールの吸収も抑えてくれます。コレステロールの高い食事を摂る前にバナナを食べると効果的ですね。

バナナの効果その⑤:抗酸化作用(アンチエイジング)+満腹感持続

f:id:selvege:20170507231204j:plain

実はバナナは全ての食べ物の中で最も抗酸化作用が高い食べ物ということを東北大学の研究により裏付けられています。

また、果糖や食物繊維を多く含んでいるので、カロリーが低いにも関わらず満腹感が持続することからダイエット食としても高い人気があります。

バナナの効果その⑥:ヒスチジンによる食欲抑制効果

必須アミノ酸の1つであるヒスチジンと呼ばれる物質もバナナには含まれています。

これは食欲を抑える効果を有していて、ダイエットに最適な成分です。また、この必須アミノ酸は、私たちの体内では生成できず、食べ物からしか摂取できないというのも特徴の1つです。

バナナの効果その⑦:トリプトファンで精神安定・安眠

f:id:selvege:20170507231421j:plain

バナナには精神的なイライラを抑えたり、不眠を解消するトリプトファンという成分も含まれています。イライラや不眠は主に睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンという成分が不足することで発生します。

このメラトニンという物質を作るためには感情を安定させるセロトニンと呼ばれるホルモン物質が必要で、そのセロトニンを生成するためにはトリプトファンが不可欠なのです。

しかしこのトリプトファンはその性質により、普段の食生活からはなかなか吸収しにくいのです。

バナナを食べる

トリプトファンが増える

セロトニン(感情を安定させる)が生成される

メラトニン(イライラや不眠を解消するホルモン)が生成される

バナナは焼くと効果アップ!

バナナにはこれ以外の効能も多くあります。フルーツを焼くと倍増する効果もあれば、半減する効果もあるのが一般的ですが、バナナの場合はほとんどの成分が倍増するため、焼きバナナが大変オススメです。焼きバナナにすることで特に以下の効果がアップします。

焼きバナナの隠された効果と特徴

バナナには腸内善玉菌を増やすプラクトオリゴ糖が含まれています。

腸内善玉菌が増えることによって腸が活発に動き、便秘解消に役立ちます。

バナナを焼くことによってこのプラクトオリゴ糖が倍増し、また温められたバナナの熱が体を温めることで更に腸を活発にします。

便通が良くなることにより、腸内での便の発酵を防ぐことが出来、肌荒れを防ぐことが出来、美容にも効果的です。

もし長時間便が腸内に留まると、腸内悪玉菌が増殖してしまい多くのガスが発生してしまいます。発生したガスの一部はおならとして体外に排出されますが、いく分かは腸壁から吸収されて血流に乗って全身へと回ってしまいます。その後、汗や皮脂として体外に排出されるのですが、これが体臭の原因にもなってしまいます。また、余分な排出物を毛穴から排出しますので、本来の肌の新陳代謝が阻害され、肌荒れの原因ともなってしまいます。

腸の活動が悪くなることは、新陳代謝を促している自律神経の活動も抑制してしまいます。これも肌荒れの一因となっています。体が冷えている状態でも腸の動きが鈍くなるので、肌荒れの原因に繋がりますね。

焼きバナナの調理法

オーブントースター

焼きバナナは非常に簡単に作れます。

①オーブントースターにアルミホイルを敷き、バナナを入れて10分ほど焼く

②表面が黒くなってきたら上下を入れ替えてさらに10分ほど焼く

③全体的に真っ黒に焼きあがったら完成。あとはお好みでシナモンパウダーなどを振り掛けて食べて下さい。

フライパン+オリーブオイル

①フライパンにオリーブオイルを敷き、そこに丸ごともしくはスライスしたバナナを入れる。

②しっかり表面が焼けたら完成です。こちらもシナモンパウダーをかけても美味しく食べられます。

 焼きバナナトースト(ちょっとカロリーが高めです)

①トーストの上に、バターを塗ります。

②スライスしたバナナを敷き詰めます。

③はちみつをお好みでかけます。

④オーブントースターで5分ほど焼きます。

⑤仕上げにシナモンパウダーをかけて完成です。

焼きバナナ自体の味は?

普通のバナナに比べると、焼きバナナにすると甘さがより強くなり、少し発酵した風味にもなります。

これが苦手な人もいるので、一概に誰でも美味しく食べられる!とは言えないのですが、BBQなどで焼きバナナを作ると、結構人気の食材になっています。(僕の周りが変わり者が多いのかなぁ・・・(笑))

さいごに

f:id:selvege:20170507231655j:plain

このようにバナナだけで食べてもかなりの恩恵を受けることが出来るのですが、ひと手間加えることにより、バナナの効果が最大限に発揮できるのもうれしいですよね。

以上、すだっちでした(´ω`*)