健康・病気

20代も悩む新型うつ病!自殺にもつながるうつ病の治療法と対処法とは?

こんばんは!須田祐樹です!

今日は現代病の1つとも言える「うつ病」その中でも「新型うつ病」についてお話ししていこうと思います。

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日本の年間自殺人数は?遺書がない自殺は自殺と認められない

突然ですが、日本の年間の自殺人口は何人ぐらいだと思いますか??

10,000人?15,000人?20,000人?それとも5,000人以下?

実はその数は年々減少傾向にあるとはいえ、年間約30,000人に前後と言われています。ただ、「遺書がない自殺は自殺ではない」とも言われているため、遺書無しの自殺はこの数に含まれていない事になり、実際の数はこの2倍~5倍以上とされています。

今回のテーマでもある「うつ病」はこの自殺の最も多い原因の1つです。

新型うつ病は女性に多い傾向がある!単なるわがままとはまた別!

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一般的な「うつ病」と呼ばれている「定型うつ病」。これは几帳面で責任感が強く、仕事にも熱心で頼まれたら断れない性格の人が陥りやすいと言われています。

それに対して新型うつ病は20代の若者にも急増している病気で、代表的な症状としては「好きな事をしていると非常に活動的になり気分も晴れ、嫌なことをしていると気分が落ち込む」と言う症状が特徴です。

ですので「うつ病」と判断されずに単なるわがままと捉えられることも少なくありません。

この新型うつ病は一般的に女性に多い傾向が強いとされています。

新型うつ病の主な特徴

新型うつ病の特徴その①:自分の好きなことは進んで出来、嫌な事はおっくうになる

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特に仕事の日は気分が落ち込み、休みの日や自分の趣味の時は別人のように振る舞うことが特徴的です。

本人が意図的に行っているのではなく、気分によって体が思うように動かなくなるのですが、周りからはそこまで察知してもらえず「怠け者」と捉えられることも少なくありません。

新型うつ病の特徴その②:感情のコントロールが困難

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感情の起伏が激しく、自分では怒りや悲しみなどの感情をコントロール出来ないのもこの病気の特徴です。

突然周りに当たったり、急に泣き出したりと言う症状がよく見受けられます。情緒不安定な症状が特徴の1つです。

新型うつ病の特徴その③:体調不良を訴え、仕事や学校を休みがちになる

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自分にとって嫌な仕事や学校があると、実際は熱がなくても「熱っぽい」と言ったり、「疲れがたまっていて体が動かない」などの体調不良を訴え、「行けない」ことにしてしまいます。

周りからすると仮病にしか聞こえないような症状です。

また、自分の体調不良を正当化するために積極的に病院に行き、医師の診断書を求める人も少なくありません。

新型うつ病の特徴その④:月経前の女性のイライラや月経不順

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ただでさえ情緒不安定になる月経前や月経中、新型うつ病が併発すると些細な事でイライラして、周りにひどく当たってしまいます。

また仕事中もイライラしてなかなか手につかなくなります。深刻な症状の場合は、月経後にもこの症状が続くときもあります。

新型うつの女性は交感神経にも異常をきたしており、このせいで意外にも筋肉への血流を促してしまう傾向があります。そのため子宮が必要な血液を確保できず、イライラからのストレスも加勢し、月経不順を引き起こすこともあります。

うつ病の原因は脳内伝達物質に異常が起こる?

うつ病の原因はまだ確立されていませんが、脳内セロトニンなどの伝達物質に異常が起こることが原因の1つとされています。このセロトニンは感情の起伏や行動に深くかかわりがある脳内物質です。

また、新型うつ病の人はうつ病でない人に比べて、前頭葉の血流が少ないことも分かってきました。それに伴い、集中力の低下や意欲の喪失が起こります。

その他の点ではアミノ酸やビタミンB、ビタミンC、ミネラルなどの栄養素が不足することで、自律神経の働きを阻害しています。

うつ病に対する対処方法や治療方法

うつ病に対する対処方法や治療方法その①:食生活を見直す

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1日に摂取すべき栄養を意識することが大切です。

特に味噌や納豆などのアミノ酸やビタミンBを多く含んでいる食材は大切です。私たちの体には多くのアミノ酸やビタミンなどが含まれており、これらが不足すると健康な人でも活動的でなくなったりします。

うつ病に対する対処方法や治療方法その②:マッサージやストレッチ

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筋肉痛や凝りによって血流が悪くなり、必要なエネルギーが各部に届けらません。半身浴をしながらマッサージを行ったり、ストレッチ、またヨガを行うことで自律神経も活発になります。

うつ病に対する対処方法や治療方法その③:糖分やファーストフードを控える

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ファーストフードやお菓子には多くの糖分や油分が含まれています。この油は酸化された油で脳内アドレナリンに作用し、感情に異常をきたすこともあります。

また糖分を分解する際に多くのビタミンBが必要になってきます。それにより当然活動に必要なビタミンB不足に陥ります。

うつ病に対する対処方法や治療方法その④:サプリメントを併用

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現在はさまざまなサプリメントが販売されています。それによって手軽に栄養素を補えます。食生活の改善も必要ですが、それだけでは摂取しにくいビタミンB群、ビタミンC群、ミネラルを積極的に摂取するように心掛けましょう。

ビタミンB群が欠乏してしまうとイライラしたり疲労感を感じたり、集中力がなくなったりといったうつ病や自律神経失調症の症状が現れてしまします。

ビタミンCにはストレスを軽減する働きもあります。また、ミネラルにはインスリンの分泌を調整し、血糖を下げる働きもします。ミネラルは女性ホルモンとも深く関係し、これらが不足すると意欲低下や性欲低下のうつ病に見られる症状が現れます。

以上、私たちが簡単に実践できる方法としては食事療法が大切ですね。サプリメントを併用して新型うつ病対策を行って健康的で楽しく過ごしましょう!

以上、すだっちでした(´ω`*)