健康・病気

便秘放置で腸漏れに!血栓の原因で脳梗塞にも!改善策はお酢と食物繊維?

こんばんは!須田祐樹です!

今日は大半の女性の悩みである便秘についてお話しようと思います。便秘をなかなか解消出来ない女性も多いと思いますが、この便秘を放置すると脳梗塞の原因にもなる可能性があるんです。怖いですよね・・・

今回はこの原因と改善策について書いていきますね!

これは「たけしの家庭の医学」で放送されていた内容を元に書いています(´ω`*)

便秘放置の腸漏れとは?

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正常な人に比べて、ひどい便秘の人の腸はかなりパンパンになっています。今にも張り裂けそうなぐらいに・・・

腸内には、数百兆個の細菌がお花畑のように咲き乱れています。腸内細菌のことを腸内フローラと呼んでいて、この腸内フローラを整えておく必要があります。

この腸内フローラのバランスが崩れると、便秘をはじめとした様々な症状が不調となって現れてきます。

この1つに腸漏れという症状が現れることが、最新の研究で分かってきたんです。

腸漏れとは、文字通りから毒素が漏れ出す状態のことを指します。

腸漏れが起こってしまうと、腸から漏れ出した毒素が血流に乗って全身に運ばれ、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。

僕の他の記事でも便秘が原因で他の臓器の機能が落ちて代謝が低下したり、体臭の原因にもなることを何度か書いています。

番組中で検査した40~60代の20人の中で18人が腸漏れの疑いがありました。まさに90%の人が腸漏れ予備軍です!!

注意しなければならないのは、若ければ安心♪ということでは決してないんです。

腸漏れのしくみは

腸漏れの第一人者でもあり、慢性便秘研究会の幹事でもあり、腸の難病の研究班班長である中島淳先生(横浜市立大学院教授)によると、腸漏れは小腸で起きるそうです。

食べた物は小腸で分解され、体に栄養素が吸収されます。小腸の壁には腸の中の物質が血液中に漏れ出さないように、分厚い壁があります。さらにその表面で腸内細菌が腸壁を覆っていて、体内に入ってきた毒物を包み込み、便として排泄する役割を担っています。

ですが、腸壁が傷付いたり炎症を起こしてしまうと、そこから毒素などが血液中に侵入してしまい、全身へと運ばれてしまいます

これが「腸漏れ」のしくみであり、リッキーガットとも呼ばれています。

腸漏れが引き起こす症状

腸漏れが起こってしまうと、細菌などが血液中に入って全身に回ってしまい、炎症を引き起こす病気である「敗血症」と呼ばれる病気を引き起こしてしまいます。

これが脳で起こってしまえば、血栓が脳の血管に詰まってしまい、血流を遮断してしまい「脳梗塞」の原因ともなってしまいます。

腸漏れを防止するためには?

腸漏れを防止するには「お酢」と「食物繊維」が有効なんです。

腸漏れを防止する物質その①:お酢

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お酢に多く含まれる物質は腸の細胞を活性化させることが分かっています。

世界的に権威がある雑誌として扱われているジャーナル・オブ・ニュートリション(栄養(素)の日誌という意味)にも、お酢に含まれている物質は腸粘膜のバリア機能を促進すると記載されています。

お酢に含まれている物質とは?

お酢に多く含まれている物質とは一体何なんでしょうか?

それは短鎖脂肪酸と呼ばれる酸です。

短鎖脂肪酸とは、腸内フローラをキレイに保つために必要な栄養素の一種です。

お酢と言っても、リンゴ酢や白ワインビネガー、そしてバルサミコ酢のように、お酢もさまざまな種類が存在します。当然、お酢の種類によっても短鎖脂肪酸の含有量は多少異なりますが、どのお酢にも短鎖脂肪酸は含まれているので、腸内の細胞を活性化させる効果が期待出来ます。

腸漏れを防止する物質その②:食物繊維

腸漏れを防止するもう1つの方法としては食物繊維豊富な野菜を摂取する方法です。

食物繊維を摂取すると腸内細菌によって分解・発酵され、短鎖脂肪酸に生まれ変わってしまうんです。

お酢と食物繊維の効果を実証

この「お酢」と「食物繊維」が腸漏れの効果があるのか、番組内では腸漏れ指数が0.2でしつこい便秘に悩んでいる53歳の女性で実証されていました。

腸漏れ改善チャレンジのルール

料理になるべくお酢を使う

食物繊維たっぷりの野菜を意識して食べる

食物繊維は水溶性食物繊維を中心に摂る必要があります。水溶性食物繊維は海藻類や山芋、アボガド、そしてオクラなどのネバネバした食材に多く含まれています。

簡単でオススメな調理方法は野菜サラダをお酢で味付けするサラダです。

実験開始直後、腸内環境が変わったおかげでしつこい便秘が解消されていました。体重の推移も1日目は53.0kg2日目は52.9kg3日目は52.7kgと順調に減っていて、血液中の毒素量も検証前の0.2から0.16に減っていました。

中島先生によると、現代人は食物繊維の量が不足しているので、食物繊維を適切に摂取する必要があるとのことです。

さらに、お酢も多く摂取するのは胃腸障害を起こしかねないので危険なので、適度な量のお酢を使うことが必要で、長期的に続けることが大切とのことです。

さいごに

僕もたまにお酢のものを食べたくなり、もずくの三杯酢を食べたりしています。

体に良いものでも食べ過ぎは体に毒ですね。なんでも適量を心がけましょう。

以上、すだっちでした(´ω`*)