こんばんは!須田祐樹です!
みなさん、加齢と共に血糖値は気になったりはしていませんか?20代30代の方はそれほど気にしていないかもしれませんが、50代60代の方はどうでしょうか?
医者に「血糖値を上げないように、食生活に気を付けなさい」と言われたりしていませんか?
今回は血糖値を下げる食べ物の中でも、デザートとして食べることもある意外な食べ物とその効果をご紹介します!
と言っても、タイトルに「みかん」と書いてあるので、その正体はミカンなんですが(笑)
食べ物の色と健康との関係性
よく「緑黄色野菜は体に良いから、積極的に食べなさい!」というようなセリフを聞いたことはありませんか??
色の濃い食品には様々な栄養素が含まれていて、それらが体に良い効果をもたらしているのは事実です。
では、一体何色が何に良いのでしょうか?
ほうれん草(緑)に含まれている「ルテイン」と呼ばれる栄養素は、目を守ってくれる効果があります。
茶色の野菜には便秘解消に役立つ食物繊維がかなり多く含まれています。ごぼうやイモ、そしてれんこんなどがその例ですね!
にんじんのオレンジ色には、βカロテンと呼ばれる栄養素が多く含まれています。このβカロテンは体内に吸収されると必要に応じてビタミンAに変化します。
ビタミンAは体内で上皮細胞と呼ばれる細胞を活性化させ、免疫機能を高めたり、皮膚や粘膜の働きを向上してくれます。
トマトの赤色にはリコピンが大量に含まれています。これは超有名ですね!このリコピンは強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去してくれ、老化防止効果や生活習慣病の予防の効果があります。
このように、野菜の色で大体の効果がわかります。ですが、血糖値を下げる効果はどの色が高いんでしょうか?
血糖値を下げる「色」は黄色!
さまざまな色の野菜がある中で、黄色い食べ物にはβクリプトキサチンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれています。
βクリプトキサチンには、インスリンの効き目を良くして血糖値を下げる効果があると最近の研究でわかってきたと旭川医科大学の太田教授が発表しています。
糖尿病を患っている48人の患者さんで数ヶ月テストを行ったところ、βクリプトキサチンの効果で4ヶ月で血糖値が下降したというデータがあります。
身近なβクリプトキサチンを含んでいる黄色い食べ物はみかん
黄色い食べ物と言って思い浮かぶのは、黄色いパプリカでしょうか?なかなかパプリカをパクパク食べる人はいませんよね(; ・`д・´)
冬のこたつで、紅白やガキ使を見ながら食べるアレにかなり豊富なβクリプトキサチンが含まれているんです!
それはタイトルにもある「みかん」です!!
みかんには、他の柑橘系のフルーツと比べてもとてつもなく多くのβクリプトキサチンが含まれています。
いよかん100g中には270mg含まれ
ぽんかん100g中には1000mg含まれています。
一方みかん100g中にはなんと、2000mgのβクリプトキサチンが含まれています!圧巻ですね!
みかんに含まれているβクリプトキサチンは果肉の部分に多く含まれていて、意外にも甘ければ甘いほど、効果が高いことがわかっています。
甘いみかんを食べると血糖値が上昇しそうなイメージがありますが、その逆だったんですね!
丸くてぺっちゃんこのみかんではなく、なるべく高みのあるみかんを選ぶことが、糖度が高いみかんを選ぶポイントです!
みかんは1日に3個まで!
いくら体に良い食べ物でも、好きなだけたくさん食べてOKというものはほとんどありません。何でも限度というものがあります。
1日に食べるみかんの個数は3個までが推奨量とされています。
血糖値を下げてくれるみかんですが、糖分は糖分なので、食べすぎると血糖値にも影響が出てきます。
みかんはまとめて3個食べるのではなく、毎食後に分けて食べることがポイントです。毎食後に分けて食べることによって、食事の脂分と共に吸収されやすくなります。
林先生の初耳学でも紹介された焼きみかんを使ったダイエット効果についてはこちらをご覧ください!
★⇨焼きみかんで効果4倍!みかんはダイエットだけでなくシミ予防効果も高い!動脈硬化にも効果的!
さいごに
どこのスーパーでも気軽に購入出来るみかん、ついつい食べ過ぎてしまうかも知れませんが、1日3個までを目安に、普段の食生活に取り入れてみましょう!
以上、すだっちでした(´ω`*)