こんばんは!須田祐樹です!
今日は以前、テレビで放送されていた「ゆる糖質ダイエット1ヶ月検証」についてお話しようと思います。
糖質制限だからと言って、一切炭水化物を摂取しないダイエットは集中力の低下などを引き起こし、事故にも繋がるのでかなり危険です。
今回の放送ではかなり緩い糖質制限ダイエットなので、実践するハードルはまだまだ低いですね!
ケトン体の働きについても書いているので、参考にして下さい。
ゆる糖質制限ダイエットの糖質の量はどれぐらい?
このゆる糖質制限ダイエットでは、1日の糖質の量を150g以下にするという、かなり緩めのダイエットです。
カレーライス(ご飯230g・肉50g)だと糖質は約108g
マグロ(40g)なら糖質は0.6g
牛ロース(100g)なら糖質は0.2g
糖質たっぷりなイメージのとうもろこし(240g)でも16.6gの糖質量です。
普段よりも糖質の量を少し意識して、量を少なくすれば、大体の食べ物は食べることが出来ます。
この超ゆるい糖質ダイエットを、肥満に悩む男女12人が挑戦しました。
ゆる糖質ダイエット1ヶ月の検証結果(12人)
被験者 検証前 検証後 体重差
男性A 96.2kg 91.3kg -4.9kg
男性B 71.1kg 65.0kg -6.1kg
男性C 71.3kg 67.5kg -3.8kg
男性D 66.1kg 61.7kg -4.4kg
女性A 69.6kg 64.9kg -4.7kg
女性B 84.4kg 79.8kg -4.6kg
女性C 63.6kg 64.1kg +0.5kg
女性D 54.1kg 51.7kg -2.4kg
女性E 65.5kg 62.3kg -3.2kg
女性F 56.3kg 52.4kg -3.9kg
女性G 71.6kg 69.8kg -1.8kg
女性H 78.6kg 75.5kg -3.1kg
これだけ緩い糖質制限でも、中には6.1kg痩せた人もいるので、やはり効果抜群なんです!
糖質制限ではケトン体が鍵!
ケトン体ってご存知ですか?
ビールとかのCMで「ケトン体0!」ってセリフを見たこともあるんじゃないでしょうか?
私たちの体は通常、食べ物から摂取した糖質をエネルギーとして活動しています。炭水化物には多くの糖質が含まれていますので、その糖質を分解してブドウ糖という形でエネルギー源として消費します。
そのエネルギー源である糖質の摂取をやめると体はエネルギー不足に陥り、肝臓の働きにより体内の脂肪をケトン体に変えて、それをエネルギー源にして活動します。
つまり糖質制限を行うと、脂肪がケトン体に変わり、脂肪が減っていくというシステムです。
今回の12人の被験者の検証後のケトン体の量も、検証前に比べてかなり増えています。
(検証前後のケトン体の量)
被験者 検証前 検証後
男性A 37 445
男性B 86 385
男性C 46 347
男性D 32 781
女性A 150 231
女性B 200 548
女性C 45 666
女性D 131 362
女性E 28 58
女性F 20 61
ケトン体にはデメリットも存在する
糖質制限は、体内の脂肪をケトン体に変え、エネルギーとして消費してくれるので、ダイエットの超有効なような気がしますが、そこには落とし穴もあるんです。
慶応義塾大学医学部の腎臓内分泌代謝内科の伊藤裕教授によると、ケトン体は遺伝子の働きを変えてくれ、認知症予防の可能性もあるとのことです。
ですが、糖質制限によって腎臓がケトン体を作り続けてしまうと、体が酸性に変化してしまいます。その結果、ケトン臭を発してしまい、体臭の原因にもなってしまいます。
低糖質であっても、野菜を食べずに肉類中心ではダメ
私たちの腸内細菌は、私たちが食べた物をエサにして様々な物質を生成します。その生成される物質は便秘に良いとも言われています。
ただ、肉ばかりの食生活を行っていると、腸内細菌のエサも偏ってしまうため、体に良くない物質を生成してしまうデブ菌が増えてしまうとも言われています。
やはりダイエットを行う時は、野菜中心の食生活を送る必要がありますね。
さいごに
徹底的に炭水化物を排除して行う糖質制限ダイエットは、体にも負担がかかり、体臭も悪化してしまいます。
でもこのゆる糖質制限ダイエットはなんか出来そうな気がしませんか?
被験者の12人も、11人はダイエットに成功しているので、ちょっと試してみましょう♪
以上、すだっちでした(´ω`*)