こんばんは!須田祐樹です!
日本の冬は本当に寒いですよね。毎年思う事ですが、最近は春と秋の快適な期間が結構短い気がします。
急に寒い日が来ると、肩に力が入って筋肉が収縮し、血流が悪くなることから肩こりになったり、ひどい人は頭痛を起こしたりすることがありますよね。
今は一家に一台以上パソコンがある時代、職場でも1日中パソコンと向き合っている人も多いと思います。
現代病の1つとも言われている肩こり、今回はこの肩こりについてお話したいと思います。
肩こりは日本人特有の症状?
そもそも「肩こり」という言葉は東南アジア独特の表現という説もあり、日本や韓国、そして中国では定番の「肩こり」が、海外では無いと言われる説もあります。
外国人が日本にやってきて、「肩こり」と言う言葉を聞くまでは肩こりに苛まれたことはないのに、その言葉を耳にして以降は肩が凝るようになったという話があります。
ただ、外国人も人間である以上は体のしくみは根本的に日本人と同じなので、肩が凝らないというわけではなく、「肩が凝る」という言葉に相当する的確な言葉がないため、肩こり自体が理解されていないだけと言われています。ちなみに英語で「肩こり」は何と言うのでしょうか?
stiff shoulder(硬い肩)と表現は出来るのですが、外国人にとってはピンと来ない言葉らしいです。
肩こりという言葉は夏目漱石発信の言葉
肩こりという言葉は夏目漱石の「門」の中で初めて出てきたと言われており、これがこの言葉の発祥とされています。
それ以前では「肩が張る」とも言われていました。この「肩が凝る」と言う言葉が普及されてから、人々はより一層肩こりに敏感になったとも言われています。
外国人には肩こりが少ない?生活スタイルがキーポイント
これには生活スタイルが大きく関わってきます。日本人は昔から地べた(畳)に座り、座卓を囲むように食事をして来ました。それに対して外国では椅子とテーブルです。この2種類を比較するだけでも和式の方が前かがみになる事が容易に想像できますよね?
本来は頭や肩の重みを背骨が支えるのですが、前傾姿勢になることによってバランスが崩れ、筋肉に余分な負荷がかかり、血行が悪くなります。これが肩こりの原因ですね。つまり、外国人に「肩こりはない」と言う事ではなく、生活スタイルから肩こりが少ないと言うことが言えます。
犬や猫などの動物も人同様肩こりが起こる
先述のように、日本人に比べて外国人は肩こりが少なかったと言うだけで、筋肉や骨の仕組みは同じなので、やはり肩こり自体は存在します。では動物ではどうなのでしょうか?
動物にも当然、骨も筋肉もあります。一般的に犬や猫は飼い主を見上げるがゆえに肩(首)が凝ると言われています。私たちもずっと上を向いていたら首や肩が凝りますよね?それと似たような症状と言われています。
犬や猫を飼っている方は、試しに肩甲骨(首の上)あたりを優しくマッサージしてあげて下さい!凝っていればとろけそうな目をするハズです(*´ω`*)
先ほど、外国人には肩こりは少なかったと書きました。これは現代の日本の生活スタイルが欧米スタイルに変わりつつあり、また、日本でも外国でも日常生活にパソコンが取り込まれているため、生活スタイルにそれほど差がなくなったためです。
現代人の肩こりの主な原因はパソコン
肩こりにはさまざまな要因があります。中には内臓疾患の1種である心臓病や肝臓障害、胃腸障害や肺の病気などから来る肩こりもあります。
今回はそう言った病的なものから来る肩こりではなく、パソコン使用による筋肉のこわばりから来る肩こりについてと、その対処法を書いていこうと思います。
長時間のパソコン使用が肩こりの原因になる理由
パソコンを使う事によって肩が凝ると言われています。何故でしょうか?
パソコンを使う時にはたいていの人は前傾姿勢になります。それによって猫背になり、首、肩そして背骨周りの筋肉に大きな負担をかける事になります。また、長時間同じ姿勢でパソコンを使い続けると、首や肩の筋肉が緊張し血流が悪くなります。
さらに、長時間ディスプレイを凝視することにより目の疲労が蓄積し、それにより自律神経の乱れから血行不良を引き起こします。
パソコンから来る肩こりの対策方法は座り方!頭は約5kgのおもり!
パソコン使用に対する対策としては、主に座り方です。
椅子の高さ、ひじの角度、ディスプレイの角度などがあります。
まず高さを調整できる椅子を使って下さい。(もしくはパソコンの高さを調整できるならそれでも構いません。)
目線がディスプレイのちょうど上部もしくは少し下位に来るようにパソコンを設置、もしくは椅子の高さを調整します。その時に両腕が肘が90°になるように注意します。
顔とディスプレイ間の距離も最低40cm程度を確保します。(僕はコードレスキーボード&マウスを使って、1mほど離れて使用しています。)
椅子に深く腰を掛け、猫背にならないように出来るだけ背骨を真っすぐにして座る事を意識します。(座禅をするときの背中、もしくは背中に1mほどの長い物差しが入っていることを想定します。)
ディスプレイ上部が目線と同じか少し下
肘が90度になるような椅子の高さ
顔とディスプレイの距離は最低40cm
椅子に深く座る
背骨に1mの竹差しが入っていることを想像
ブルーライト軽減フィルムも効果的
パソコンを操作する時の座り方を改善することが、肩こりを最小限に抑える座り方です。一度自分のパソコンスタイルを見直してください。よく肩が凝る人は、これらを守れていない事が多いと思いますよ。
また、ディスプレイにブルーライト軽減のフィルムを貼る事や、明るさを抑える事も効果的だとされています。それにより目の疲れを軽減でき、自律神経が乱れるのを防止出来ます!
パソコンを使わないデスクワーク時や食事の時、普段の生活でも出来る限り座り方に注意して下さい。約5kgの重さがあると言われている頭を筋肉で支えるのではなく、しっかりと背骨で支える事が出来るように、背骨の延長上に頭が来るように意識して座って下さいね。
それと、適度な休憩は必ず必要ですよ!休憩時には首や肩を軽く回して下さいね!
以上、すだっちでした(´ω`*)
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