健康・病気

ジャンクフードは太るだけじゃない!子供の学力低下や健康被害も!

こんばんは!須田祐樹です!

今日はみなさんがよく食べるファーストフードフードがめんどくさがりな性格を形成するかどうかについてお話しようと思います。

ファーストフードの健康被害についてもお話しますね(; ・`д・´)

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みなさん、マクドナルドやピザハットなどに代表されるファーストフードは月にどれぐらい食べますか?これらはジャンクフードとも呼ばれていて、世界各国、至る所に店舗があります。

僕は海外に住んでいた経験もあるのですが、たいていどこの都市にもマクドナルドがありましたね。日本ではバーガーキングと呼ばれ、海外ではハングリージャックスと呼ばれるファーストフード店もありますね。

安価で手軽に食べられるファーストフードですが、さまざまな健康被害も報告されています。今日はこれらのファーストフード、ジャンクフードについてお話ししますね。

大学生の7%はジャンクフード依存症

小学生や中学生の時は親からファーストフードを食べてはダメと言われた経験がある人も多いのではないでしょうか?ですが、大学生や社会人にまでなって親から食について干渉されることは少ないですよね?

アメリカのミシガン大学でジャンクフードのついての依存研究がなされました。

被験者はジャンクフードが好きな大学生達で、その中でも約7%の大学生がジャンクフード依存症であることが判明しました。また、それ以外の92%も依存症とまではいかなくとも、それに近い状態であると位置付けられました。

彼らに好きな食べ物類を列挙してもらったところ、ケーキやお菓子類の加工食品から、フルーツなどの未加工食品の多岐に渡りましたが、やはりジャンクフードを好む傾向が高かったらしいです。

その中での一番人気はピザです。次いでチョコレート、そしてポテトチップス、クッキー、アイスクリーム・・・と続きます。いかにも健康に良くなく、太りそうな食べ物ばかりですね。

Frontiers in Psychiatryという医療系、特に精神医療を中心に書いているサイトでも公表されたように、ジャンクフード依存症の人の中で平均体重を下回っている割合は約10%で、平均体重の人の割合は約6.3%、太り気味の人は14%で肥満と診断された人の割合はなんと、約37.5%にも上ります。

ジャンクフードで腸内菌が死滅、息子を使って実験

ロンドンキングスカレッジの遺伝疫学を研究しているテムスペクター教授が、チキンナゲットやハンバーガーなどのジャンクフードだけを用いた実験を、23歳の実の息子で10日間行ったというデータがあります。

10日間の間はジャンクフードだけを食べる生活を送ってもらい、腸内のバクテリアの数を検査しました。

実験前では3500種類ものバクテリアが腸内に存在していたのですが、実験後には1300種類ものバクテリアが死滅してしまいました。これにより腸内環境のバランスが崩れ、肥満や糖尿病、そして心臓病などの深刻な疾患につながると教授は言及しています。

また教授はこのような偏食ではなく、多種多様の食材を摂ることで、多くの腸内バクテリアが生存し、腸内環境を整え、健康維持にも貢献してくれると述べています。

★ジャンクフードで腸内菌が3500種から1300に減少

★多種多様な食材を摂ると腸内バクテリアが死滅ぜず、腸内環境が整いやすい

ジャンクフードは怠惰な性格を形成する

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また別のラット研究によると、ジャンクフードは怠惰な性格を形成すると報告されています。

ジャンクフードが怠惰な性格を形成するのはラットで立証

実験内容では、32匹のメスのラットを2グループに分け、一方には魚やトウモロコシなどの未加工食品を与え、もう一方にはジャンクフードに近い食材を半年間与え続けました。その結果、ジャンクフードを食べたラットはそうでないラットのグループと比べると、水分補給をする割合が半分に減ったのです。

このラットの給水器はレバーを押すと水が出る仕組みなのですが、その作業がめんどくさいので行わなかったり、中にはうまくレバーを押せないラットも出てきたようです。

ジャンクフードは一般的にカロリーも高いので、容易に太ってしまいます。この実験でもジャンクフードを食べていたラットは肥満傾向になり、体を動かすことが辛いという結果からも怠惰な人格を形成した可能性はありますね。

ジャンクフードは学力低下を招く:鉄分が不足する

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アメリカオハイオ大学のKelly Purtell教授はジャンクフードを食べる事によって体内から鉄分が不足し、この事が脳の特定分野の発達を妨げる可能性があると指摘しています。

そして8500人の大学生の調査も行いました。幼少のころに食べていたジャンクフードの頻度別でグループ分けを行い、その3年後の学力検査の結果を比較したところ、ジャンクフードを頻繁に食べていた学生の平均点が79点で、ほとんど、あるいは全くジャンクフードを口にしなかった学生の平均点は83点にも及んだとの事です。

ジャンクフードが原因で平均で4点もの差が現れるんですね。

さいごに:ジャンクフードをまれに食べるなら問題はない!

以上のように、あまり良い印象のないファーストフードですが、これらには中毒性(依存性)なるものもあり、たまには食べたくなりますよね?

上記の結果は「頻繁」に食べた時の内容ですので、「まれに食べる」程度だと問題ないとされています。「ジャンクフードを食べたいけど食べてはいけない」と我慢しすぎてストレスを溜めないようにして下さいね!

以上、すだっちでした(*’▽’)