こんばんは!須田祐樹です!
今日は以前テレビで放送されていた「痩せたいのについつい食べちゃう原因は満腹ホルモンの減少にあり!」についてお話したいと思います。(タイトルが違ったらすみません(;・∀・))
みなさん、ダイエットで食事制限をしていてもついつい食べたくなる時ってありますよね?
それか、断食ダイエットを終えた後に、食事の量に気をかけているものの、いつも以上に食べてしまう現象も味わったことがあるかも知れません。
これは自分の意識の問題だけではなかったんです。
痩せたいのに食べてしまう原因は、満腹ホルモンの減少が原因!
満腹ホルモンとはレプチンと呼ばれるホルモンの別称です。
私たちは食べ物を食べることによって胃が満腹になってきます。胃が満腹状態に近づくにつれ、満腹ホルモンである「レプチン」が分泌され、食欲を減退させます。
このレプチンの分泌量は個人差があるんですが、胃のサイズや普段の食事の量によって、だいたい決まっています。
このレプチンの分泌量に異常をきたす条件があるんです。それは、ダイエットにチャレンジしたことがある人なら、大抵の人が挑んだことがあるであろう「極端な食事制限」なんです。これがリバウンドを促進する原因の1つにもなっています。
極端な食事制限ダイエットで満腹ホルモンに異常が!
食事制限をすると、目に見えて体重が減っていくので、ダイエットが楽しくなってきます♪
ですがその反面、極端な食事制限により、満腹ホルモンのレプチンの絶対的な分泌量が減ってしまいます。
断食ダイエットが終わり、食事制限を解除して食事量を普段の量に戻しても、レプチンの量がすぐには戻らない(調整が出来ない)んです。
なのでついつい知らず知らずの内に食べ過ぎてしまい、リバウンドの元になっちゃうんです。
満腹ホルモンの分泌量異常の対処法(正常化)
極端な食事制限ダイエットが原因で満腹ホルモンの量が減るんだったら、満腹ホルモンの量を増やす方法を行えば良いんです!
それには2種類の方法があります。
満腹ホルモン分泌量アップその①:寝る
意外にも睡眠時間とレプチン分泌量は比較的比例しています。
睡眠時間が増えれば増えるほど、レプチンの分泌量はアップして行きます。特に睡眠時間が8時間を超えた辺りからレプチンが急激に増加し始めます。
ですが、8時間睡眠が絶対ではありません。先述のように、睡眠時間とレプチン分泌量は比例しています。
いつもより少しでも長く寝れたら、いつもよりレプチンが分泌されます。
それにより食欲を抑えることが出来ます。
満腹ホルモン分泌量アップその②:たんぱく質(ツナ缶がオススメ)
レプチンを増やすもう1つの方法は、たんぱく質を多めに摂取することです。
大豆や豆腐などの食物性たんぱく質よりも、魚や肉類などの動物性たんぱく質を食べた方が、レプチン分泌量を圧倒的に増やすことがわかっています。
とはいえ、動物性たんぱく質は植物性たんぱく質に比べてカロリー含有量が多いことも特徴です。
例えば、牛肉サーロインステーキ(100g)では約300キロカロリー、高たんぱく低カロリーなイメージの鶏肉でも、100gあたり約253キロカロリーのカロリーがあります。
その中でもレプチン分泌量をアップさせる低カロリーで高たんぱくの食材は「ツナ缶」なんです!
ツナ缶のノンオイルタイプだと、カロリーは約50キロカロリーなんです!
気になるのは摂取すべきたんぱく質の量です!
たんぱく質は摂れば摂るほど良いわけではなく、1日に約30g程度が必要量とされ、それ以上摂取しても効果が薄いとされています。
つまり、ノンオイルのツナ缶だと1日に2缶がベストだとされています。
このノンオイルのツナ缶と、先ほどご紹介した8時間睡眠をプラスすると、効果的に満腹ホルモンを増やすことが出来ますね!!
番組中の被験者の体重の推移は?
番組中ではダイエットに興味がある5人の女性が参加されました。検証期間は3週間です。
年齢はそれぞれ60歳、56歳、52歳、61歳、45歳です。
ツナ缶+睡眠ダイエットを始めてから、食事前後のレプチンの分泌量を測定してみると、5人中3人がなんと、レプチンの分泌量が減っていました。(えっ?)
ツナ缶+睡眠ダイエットをすると満腹ホルモンのレプチンが増えるはずなのに、減っている原因は、先述の過度なダイエットが原因だそうです。それにより身体が上手く機能していないので、レプチン量に異常が起こっているんです。
ツナ缶+睡眠ダイエットの3週間後の結果
3週間のダイエットを終え、どこまで体重が変化したか気になりますよね。
結果です⇩
-1.8kg、-3.3kg、-0.1kg、+0.4kg、-0.6kg
という結果になりました。
しかし
ダイエット終了後の全員のレプチンの量を測定してみると、なんと、全員がレプチン分泌量が落ちていました。
これに対してオルソクリニック銀座の藤森院長は、満腹ホルモンの分泌量は減ったが、大方体重は減っているので、レプチンの効きが良くなったと言及されていました。
さいごに
満腹ホルモンであるレプチンの絶対量は確かに大切ですが、実験の結果が示しているように、レプチンの分泌量よりも効果(効き)が重要です。
そのためにもしっかりした睡眠と、ノンオイルタイプのツナ缶を有効利用しましょう♪
以上、すだっちでした(´ω`*)