ダイエット

大豆製品の危険性!食べすぎると良くない?女性の方が深刻な影響が

こんばんは!須田祐樹です!

今日は意外にも意外、 ダイエットにも効果的で体に良いとされていた大豆製品ですが、食べすぎることで体に悪影響があることも確認されました。

その影響は男性よりも女性に多いようです。

みなさんは大豆製品が危険なんて、考えたことありますか?大豆製品の摂取量も考えたことがありますか?

今日はそんな大豆製品の危険性についてお話しようと思います!

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大豆イソフラボンの摂取目安量は決められている

実は1日に摂取する大豆の目安量は食品安全委員会によって定められているんです!そんなの聞いた事ありませんよね?

食品安全委員会が定めた大豆イソフラボンの最大摂取量は1日につき70~75mgです。また、サプリメントなどの栄養補助食材では30mgまでを推奨されています。

参考までに、普段よく食べる食品の大豆イソフラボンの含有量を書いておきますね!

<大豆イソフラボンの含有量(目安)>

納豆1パック・・・約65mg

豆腐小1パック(150g)・・・約75mg

きな粉大さじ1・・・約16mg

みそ大さじ1・・・7mg

大豆イソフラボンは骨粗しょう症や更年期障害にも効果的!

大豆イソフラボンとは大豆の胚芽に含まれている色素のことを指します。

大豆イソフラボンには抗酸化作用もあると言われ、それ以外には骨粗しょう症や更年期障害の高血圧や循環器系の疾患にも効果があるとされています。

男性も例外ではないですが、女性に多い骨粗しょう症。これはカルシウム摂取不足により、不足した血中カルシウムを補うために骨からカルシウム分が溶け出て、骨自体が弱くなる症状です。大豆イソフラボンはこのカルシウムが溶け出るのを抑制する働きもあります。

大豆イソフラボンには前立腺がんや乳がんを予防する効果もある?

現在はまだ研究段階ですが、乳がんや前立腺がんを抑止する働きがあるという研究結果もあれば、乳がんの発生を促進するという研究結果もあり、大豆イソフラボンの安全性はまだ確立していないようです。

サプリメントだけで大量に大豆イソフラボンを摂取するのは危険!

その研究の中で大豆イソフラボンの大量摂取、特にサプリメントだけを使用しての摂取は女性ホルモンに悪影響を及ぼす結果も出ています。ホルモンバランスが崩れ、月経不順や月経周期が変わるとも言われています。また、子宮内膜増殖症の発生を助長したり、卵巣や精巣に対する悪影響の可能性も示唆されています。

子宮内膜増殖症とは?

これは子宮内膜が異常に厚くなってしまう病状です。(子宮内膜に異常が発生する子宮内膜異型増殖症とは別です。)これは最悪の場合がん化する可能性も秘めている非常に危険な病気です。

症状としては月経の時に出血量が増えたり、月経時以外にも出血する不正出血が目立ち、貧血を起こすこともしばしばあるとされています。

大豆イソフラボンの摂取は控えた方が良いの?

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日本人は昔から大豆を多用した和食を愛して来ました。食品安全委員会の見解でも、日常普通に食べる和食では大豆イソフラボンの摂取過多は気にすることは全くないとされています。

それどころか、大豆食品を食べない人よりも大豆食品を日常生活に取り込んでいる人の方が健康的であるというデータも出ています。

手軽に大豆イソフラボンを摂取できるサプリメントが普及したことによって、過剰に摂取する人が増えたため、最近問題視されるようにもなってきました。

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大豆から作られるきな粉はがん予防も!

大豆から作られるきな粉はがん予防にも効果的とされています。

大豆には良質なたんぱく質やアミノ酸がたっぷり含まれており、低コレステロールの脂肪やビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、カルシウム、カリウム、そしてコレステロール上昇を抑制するリノール酸やサポニンも含まれています。

またリノール酸やオレイン酸が血管を丈夫にする働きもあることから、動脈硬化を予防する効果もあるとされています。

さいごに

大豆には食物繊維を含むさまざまな良質な栄養素が含まれています。

日常生活で大豆製品を多く含むバランスの良い食事が推奨されています。手軽に栄養素だけを摂取出来るサプリメントの過剰摂取には気を付けましょう。(サプリメントにも「大量摂取によって、症状が改善することはありません」のような表記があるはずです。)

どんな体に良い成分でも過剰摂取は偏食は厳禁ですよ(*’▽’)

以上、すだっちでした(´ω`*)