健康・病気

紫外線のメリットとデメリット!太陽光は悪影響だけじゃない!

こんばんは!須田祐樹です!

みなさん、暑い夏にはきっちり紫外線対策をしていますか?

大人の女性の方の大半は日焼け止めなどをこまめに塗って、紫外線対策をしていると思います。

最近では男性でもスキンケアに気遣っているぐらいですもんね。

でも、10代の頃はどうですか?きちんと日焼け止めクリームを塗っていましたか?逆に日焼け止めクリームを塗らずに肌を焼いたりしていませんでしたか?

30代後半や40代になってからシミやシワが目立ってきて、昔に日焼け止めクリームを塗っていなかったことを後悔している人も少なくないと思います。

こんなことを書いていたら「太陽=悪者」と捉えられるかも知れませんが、実は太陽から出る紫外線にはメリットとデメリットの両方があるんです。

f:id:selvege:20170622100634j:plain

今日はその紫外線のメリットとデメリットについてお話をしようかと思っています(´ω`*)

ガングロギャルやヤマンバブーム

今の10代の人や20代前半の人は「ガングロギャル」や「ヤマンバ」と言う言葉を聞いても全く意味が分からないんじゃないでしょうか?

当然懐かしく思う人や、「あっ!やってた!!」って人もいるんじゃないかな?って思います♪

ガングロは2000年ごろにブームになったファッションで、肌をこんがり焼いて、髪の毛を金髪かオレンジ色に染めた女の子が行っていたファッションのことです。

ヤマンバ(マンバ)はガングロから派生したスタイルで、真っ黒に焼けた肌と白い唇が特徴のスタイルです。

つまり若い10代20代の時に紫外線をガンガン浴びて、日焼けをしていたんです。

黒い肌に白い唇・・・想像できますか?(*´Д`)

当時はこのスタイルが「可愛い」とされていました!(僕の周りにはいませんでしたが(笑))ドラクエの敵キャラにもこんな感じの人がいたような・・・(爆)

ガングロギャルはまだわからないでもないんですが・・・

ガングロ – Google 検索

ヤマンバともなれば、どこの民族?って思っていました(;・∀・)

ヤマンバ – Google 検索

でも好みはそれぞれなので、個性豊かで良いんじゃないかな?って思います(笑)

⇑著作権の関係上、画像を貼り付けられないので、Googleの画像検索のリンクを貼り付けておきますね♪

直接「ガングロ」と「ヤマンバ」の姿一覧が見れますよ♪

紫外線には3種類ある

f:id:selvege:20170622100707j:plain

よく「UVカット」という言葉を耳にしますよね。「UV」とはultraviolet ray(紫外線)のuとvの文字を取ってきたものです。

紫外線は太陽光に含まれている光線の名称で、紫外線A波紫外線B波そして紫外線C波の3種類が存在します。

紫外線の波長が短ければ危険!

この紫外線はそれぞれ波長の長さが違います。A波の波長が一番長く、C波が一番短いとされています。

つまり最も危険な紫外線はC波なんです。紫外線C波には細胞のDNAを破壊する効果があり、非常に危険な紫外線です。

ですが紫外線C波はオゾン層で吸収されるために地上に降り注ぐことはありません。

また、紫外線B波の大半もオゾン層が吸収してくれています。

私たちが気にする必要がある紫外線は、オゾン層で吸収されなかった紫外線B波と紫外線A波です。

(オゾン層の破壊が進んでしまうと、紫外線B波だけでなく超危険な紫外線C波も対策をしないと非常に危険ですね。現時点ではまだオゾン層が紫外線をカットしてくれているので大丈夫です。)

紫外線A波のデメリット:肌の奥まで届く紫外線

f:id:selvege:20170622100719j:plain

紫外線A波はシワやたるみ、そしてシミの原因にもなってしまうんです。紫外線A波を少し浴びただけでは何ら影響もありませんが、波長が長いA波は皮膚の奥深くまでじわじわと浸透し、長時間かけてダメージを蓄積していきます。

それゆえに気付かないうちに、肌の保湿や弾力に必要不可欠なコラーゲンを少しずつ破壊してしまいます。

紫外線B波のデメリット:肌をやけどさせる紫外線

f:id:selvege:20170622100738j:plain

波長が比較的短いB波は主に皮膚の表面を攻撃します。プールや海に行った当日や次の日、人によって真っ赤になる人がいますよね?あれはこの紫外線B波の影響なんです。

紫外線B波は肌の表面の細胞を攻撃したり、炎症(やけど)を引き起こしてしまいます。

そしてメラニン色素を増やしてしまう原因にもなってしまいます。

実は紫外線B波は紫外線A波の約1000倍の遺伝子への攻撃力を誇っています。攻撃された遺伝子は数日かけて修復されますが、この時に修復しきれなかった細胞、もしくは完全に修復する前にまた日焼けによってダメージが蓄積すると、細胞に突然変異が起こってしまう場合があります。これが皮膚がんの原因にもなっているんです。

私たちの体に悪影響がある紫外線ですが、当然デメリットだけではないんです。今度は紫外線のメリットについて見てみましょう。

紫外線のメリット:殺菌能力

紫外線には殺菌能力があります。洗濯物を家の中で干す場合と、外で紫外線下で干すのでは「におい」に違いはありませんか?

室内干しはイヤなにおいがするのに、外干しがイヤなにおいがしないのは、紫外線によってにおいの原因となる雑菌が殺菌されているからなんですよ。

紫外線のメリット:ビタミンD生成能力

紫外線を浴びることで私たちの体内ではビタミンDが生成されます。

ビタミンDは骨や歯の生成に不可欠なカルシウムのバランスを調整してくれます。

1日に10~15分程度の日光浴で十分その恩恵を受けることが出来ると言われていますよ。

体内時計を調整したり、うつ病を予防

f:id:selvege:20170622100752j:plain

起床時に太陽光を浴びることによって体内時計を調整することが出来ます。太陽光を浴びない生活をしていると、体内時計が狂ってしまい、不規則な生活に陥ってしまいがちです。

また、紫外線を浴びることによって脳内でセロトニンと呼ばれる物質が生成されます。

セロトニンは脳内神経伝達物質の1つで、幸せホルモンとも呼ばれていて、情緒不安定を改善してくれる効果もあることが分かっています。

セロトニンは特にうつ病の人に不足しがちな物質と言われています。

オーストラリアのクイーンズランド大学の調査によれば北欧地域などの太陽の日照時間が少ない地域になればなるほど、うつ病の発症率が高い傾向にあることがわかってきました。

紫外線を1日10~15分浴びて、ビタミンDの生成を促し、脳内神経伝達物質のセロトニンを分泌しましょう。

さいごに

近年では「太陽光=日焼け=シミやシワの原因」としてかなり懸念される傾向があります。確かに紫外線を浴びすぎるのはシミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなりますが、全く浴びない場合はうつ病などを誘発する可能性もあります。

普通に買い物に行ったり、通勤通学をしている人は恐らく太陽光不足にはならないと思いますが、在宅ワークをしている人(ブロガーなど?)は紫外線不足になる可能性はありますので、そんな時はほんの10~15分ほど家の周りを散歩してみませんか?

気分転換にもなりますよ(´ω`*)

以上、すだっちでした(*’▽’)