健康・病気

ロングスリーパーは自殺願望が強い場合も!ロングスリーパーと呼ばれる過眠症と12の対策!

こんばんは!須田祐樹です!

今日は超危険なロングスリーパーについての内容です♪

以前、ショートスリーパーに関する記事を書いたことがあります。ショートスリーパーの中にも先天的なものと後天的なものがあるんです。

★⇨後天性ショートスリーパーは太りやすく病気にもなりやすい!自殺者の70~80%は睡眠障害!

ショートスリーパーの代表的な人物としては明石家さんまさんですね!

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今回はその逆、ロングスリーパーと呼ばれる人のデメリットについてお話ししようと思います。

ロングスリーパーの人の特徴は睡眠の質

ロングスリーパー自体は別に病気ではありません。

ショートスリーパーの人と比べると、睡眠の質に差があります。

ロングスリーパーの人はショートスリーパーの人と比べて深い眠りであるノンレム睡眠の質には大差がありません。ですが、脳が覚醒している状態であるレム睡眠時がショートスリーパーの人と比べると長くなっています。

また、ロングスリーパーの人は就寝時間になってもなかなか眠れないという特徴もあり、起床時間になってもスッキリ起きられないことも特徴の1つです。つまり睡眠サイクルがショートスリーパーの人と比べると非効率なんです。

ロングスリーパーは一般の人より10年間生きてる時間が短い

睡眠時間が7時間前後の一般的な人に対して、ロングスリーパーの人のデメリットは何でしょうか?

「人生を損している!」と考える方もおられるでしょう(笑)あながち間違ってはいませんね(笑)

人は人生の1/3を寝て過ごすと言われています。一般的な睡眠時間の人と比べると、10時間睡眠のロングスリーパーの人は人生で87600時間(80歳計算)も損をしていることになります。

87600時間って言われてもピンと来ませんよね(笑)ではこれではどうでしょう?

87600時間=3650日=10年!?!?

一般的な人に比べると、ロングスリーパーの人は10年も長く眠っているのです。生きてる時間が10年間短い・・・と言っても過言ではないかも知れません。そう考えると損している気になりませんか?

では今回の記事では上記以外のデメリットをご紹介します。

ロングスリーパーの人は感情が制御出来ない?

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ロングスリーパーの人は脳内セロトニンと言う物質が不足しています。

セロトニンには精神を安定させる働きがあります。このセロトニンが不足する事によってうつ病などの精神疾患や睡眠障害に影響を及ぼすことがわかっています。

精神疾患の代表的な症状としては怒りっぽくなったり、不安を感じたり、落ち込んだりなどが挙げられます。

睡眠に関しては、このセロトニンという物質は寝ている間には分泌されないのですが、起床時間に近付くと徐々に分泌され出し、それによって人は自然に目覚める事が出来るのです。つまりセロトニンが不足すると目覚めが悪くなり、睡眠不足の状態が続きます。これらは行動意欲の低下や集中力不足につながります。

ロングスリーパーの人は自殺願望を抱きやすくなる

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後天的ショートスリーパーのブログでも紹介しましたが、実はロングスリーパーの人も睡眠時間が7時間前後の人に比べると自殺願望を抱きやすいという結果が報告されています。

これは後天的ショートスリーパーの人と同じく脳内セロトニンが不足することによって、精神を安定させるドーパミンとノルアドレナリンとのバランスが悪くなることによって起こる精神不安からうつ病になり、自殺願望を抱きやすくなると考えられています。

このうつ病とセロトニンの因果関係は、脳内でセロトニンを再生する薬であるSSRIを使用すると、うつ病に一定の効果があったことで証明されています。

ロングスリーパーの人は病気での死亡率が高まる?

ロングスリーパーの人は一般的な人に比べてがん発生率や生活習慣病の発生率が高いとされています。現段階ではまだはっきりとした因果関係が解明されていませんが、睡眠時間が7時間の人と比べると、男性が1.73倍、女性が1.92倍という死亡率増加が統計として出されました。

では、睡眠障害を抑制するためにセロトニンの増加方法をいくつかご紹介しますね。

セロトニンの増やし方その①:日光を浴びる

セロトニンの生成には太陽光やそれに準ずる強い光が必要になります。普通の生活をしていれば、通勤や買い物で太陽光を浴びるのでセロトニン不足にはなりにくいのですが、夜勤や昼夜逆転の生活を送っている人はセロトニン不足になる傾向があります。積極的に日光を浴びるようにしましょう。

セロトニンの増やし方その②:運動量を増やす

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運動をすることによってセロトニン神経と呼ばれる、セロトニンを分泌する神経が刺激されます。ウォーキングやジョギングなどの一定のリズムを持った運動が良いとされています。長時間でなくとも10分や15分の運動でもセロトニンが生成されますので、ちょっと買い物に行く程度ならウォーキングで行った方がよさそうですね。

セロトニンの増やし方その③:トリプトファンを摂取する

トリプトファンとはセロトニン生成過程で必要な物質で、人間の体内では生成出来ない物質です。必須アミノ酸の1種で、肉類や魚介類、そして乳製品にも多く含まれています。つまり、バランスの取れた食事を心掛けている人はトリプトファンが不足することはありませんね。

また、トリプトファンと同じぐらい大事な物質がビタミンB6です。これは豚肉や鶏肉に含まれており、トリプトファンと共に作用することでセロトニンを生成します。

セロトニンの増やし方その④:ストレスを溜めない

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人がストレスを感じると、その情報は大脳皮質を経由して視床下部にある室傍核へと伝わります。この室傍核はセロトニン生成に大きく関係してるので、室傍核にストレス情報が伝わるとセロトニン神経の活動を制御してしまいます。

ストレスは様々な弊害もきたしますので、スポーツなどの趣味を見つけてストレス発散するとともに、運動によってセロトニン神経を刺激して下さいね。

適度な運動をして、ストレスが少ない生活を送り、適度な睡眠をとって健康的に長生きしたいですね!

<番外編>眠りの質を上げる方法

ロングスリーパーの人は寝つきの悪さも特徴の1つでしたよね?

寝つき、そして眠りの質を少しでも上げられるように、次の項目に注意してみて下さい。

対策その①:起床時間を一定にする

対策その②:昼寝を15分以内にする

対策その③:夕食に暖かいメニューを食べる

対策その④:入浴時にシャワーだけでなく、湯船につかる

対策その⑤:お昼ご飯に辛いものを食べない

対策その⑥:しっかり布団かベッドで寝る

対策その⑦:就寝前に携帯やPCをいじらない

対策その⑧:就寝前に自分の興味のあるサイトを見ない

対策その⑨:パジャマで寝る

対策その⑩:就寝前にアルコールを飲まない

対策その⑪:観葉植物を部屋に置く

対策その⑫:消臭用の炭をベッドルームに置く

これらの対策方法はこちらの記事に詳しく書いています!

★⇨良い睡眠を妨げる15の悪い生活習慣と6つの対策!部屋のアイテムでも改善

以上、すだっちでした(´ω`*)