健康・病気

座り過ぎは乳がんの原因に!乳がんは女性だけでなく男性にも発生する!

こんばんは!須田祐樹です!

今日は女性だけでなく男性にも起こる「乳がん」についてお話しようと思います。

乳がんと言われると女性特有のがんのように思われがちですが、実は男性にも乳がんは起こり得るんです。

今回は乳がんのリスクを上げるある習慣と、乳がんのリスクを減らす方法をご紹介します。

乳がんを促進する生活習慣はデスクワーク

事務職のようなデスクワークを行っている人や、現場の人のように常に動き回る仕事をしている人、また、営業職のように絶えず営業先を回っている人、さまざまだと思います。

ですが、実はデスクワークのような座っている時間が長い人の方が乳がんになりやすいというデータがあります。

スウェーデンで約29000人の女性に対して仕事の内容と乳がんの率を調査したところ、デスクワークをメインで行っている女性の方が、ウェイターのような立ち仕事を行っている女性に比べて、乳がんのリスクが高いことが判明しました。

また、座った状態の仕事が多い人は、乳がん発生率が17%も増えてしまい、大腸がんの発生率に至っては約30%も増加してしまうことが明らかになりました。

デスクワークの人のがん発生率が高いポイントは第二の心臓が停止!

デスクワークなどの座った状態が長い人は乳がんの発生率が多いという内容がスウェーデンでのデータで明らかになりました。

ですが長時間座った状態の人は乳がんだけでなく、がん自体の発生率が高いこともわかっています。その理由は、座り過ぎによって「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋肉の活動が停止するからです。

ふくらはぎの活動が停止してしまうと、下半身に落ちて来た血液が心臓に送り返されなくなってしまいます。それにより長時間、全身が酸欠状態や栄養不足状態に陥ってしまうんです。

デスクワークが長くなり運動不足に陥ると、がんリスクに関係している分子の血中濃度が上昇してしまいます。

乳がんを予防する対策方法は適度な運動や立ち上がり!

長時間のデスクワークが増えてしまうと、代謝も下がってしまいむくみや肥満の原因にもなってしまいます。

ジョギングなど、毎日適度な運動を行っている人は、そうでない人と比べると約10~20%ほど乳がんのリスクを減らすことが出来ます。

仕事が忙しくてそんな時間が無い!という方は、長時間椅子に座っている時に、30分に1回でOKなので、立ち上がる努力をして下さい。

ちょっとコーヒーを入れにいくのも良いですね。30分に1回立ち上がるだけで、血流量が一気に増加します。これにより全身が酸欠状態になるのを防ぐことが出来、栄養素も全身に巡らせることが出来ます。

また、座った状態で、地面と平行になるように足を片方ずつ持ち上げ、その状態を5秒キープします。これをそれぞれの足で5回ずつ行います。

これとは別の方法は、椅子に座ったままの状態で、つま先は地面に付けたままでかかとだけを上げる運動も効果的です。

これらの運動を積極的に行って、がんを未然に防いで下さいね。

乳がんは女性特有のがんではない!男性にも発生する!

乳がんは女性特有のがんだという先入観があると思います。確かに女性と比べて男性の乳がんはかなり珍しく、年間死亡率も女性の100分の1とも言われています。

ですが、男性も女性同様乳腺はあるので乳がんになる可能性はあるんです。また、男性の乳がんの厄介な点は、他の組織に転移するスピードが女性に比べて圧倒的に早い点が挙げられます。

男性も左右の胸の形が異なれば注意!検診を受ける方法は?

男性の乳がんはかなりレアなケースです。男性の乳がんについては情報が不足していています。左右の胸の形が異なっていたり、しこりを発見した場合は乳腺外科の受診をして下さい。

男性の場合は女性のように胸のふくらみが無い分、しこりを発見しやすくなっています。

また、乳腺外科はほぼ女性のみが受診していることが多く、男性は受診しにくいかも知れません。その場合は行きつけの内科で相談し、総合病院への紹介状を書いてもらうことをオススメします。総合病院は他の個人の病院と比べると、「女性専用」という雰囲気も少なく受診しやすい傾向にあります。

男性は乳がんと無縁とは思わずに、少しでもおかしいと思ったら乳腺外科を受診して下さいね。

 

以上、すだっちでした(´ω`*)