ダイエット

チャーハンは白米より太りにくい?インスリンの働きを再確認!

こんばんは!須田祐樹です!

白米とチャーハンでは一体どっちの方が太りやすいと思いますか?

チャーハンは豚肉も入っているし、油もたっぷり使われていて、白米に比べるとどうしてもコッテリな風味に仕上がっています。

でも実は、チャーハンより白米の方が太りやすい食材とされています。なぜでしょうか?

その秘密は僕のブログでもたびたび登場するインスリンにあるんです。

先日テレビでインスリン特集が放送されていたので、それを参考に記事にまとめました。

今日はこのインスリンの働きと、「チャーハン VS 白米」について書いていこうと思います。

ブドウ糖スパイクが鍵!?

ブドウ糖スパイクという言葉を耳にしたことがありますでしょうか?

私たちの体内では血中ブドウ糖濃度は約5gに保たれています

ですが、例えば白米などのブドウ糖をたっぷり含む食べ物を食べた時に血中のブドウ糖濃度が一気に上昇します。このことを「ブドウ糖スパイク」と呼んでいます。

ブドウ糖スパイク

通常の状態より血糖値が高くなる状態

インスリンが太るかどうかを左右する

おにぎりを1個食べると、約40gのブドウ糖が含まれています。それを角砂糖に換算すると約12個分という量になります。

この角砂糖12個分のブドウ糖が体内に入ると、ブドウ糖スパイクの症状が起き、急激に血糖値が上昇します。

ここで活躍するのが膵(すい)臓から分泌するインスリンです!

口からたんぱく質などの糖質が摂取されると、血糖値が急上昇します。その血糖値の上昇を抑えるために膵臓からインスリンが分泌され、血糖値の上昇を抑制します。

インスリンは体内の脂肪細胞と呼ばれる細胞を利用します。

インスリンが脂肪細胞に結合すると、脂肪細胞の壁が開き、ブドウ糖を吸収出来る細胞に変化します。

そして周りにあるブドウ糖をどんどん吸収して、血糖値を下げる効果はあるんですが、脂肪細胞自体が膨らんでしまい、肥満に繋がってしまいます。

チャーハンは血糖値を上げにくい?

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チャーハンはたんぱく質やアブラを一緒に食べることで、血糖値を抑制させる効果があるんです。ですが、これは適量での話で、白米より血糖値を上げにくいチャーハンでも、カロリーはカロリーなので、食べ過ぎるとやはり太る原因になってしまいます。

白米とチャーハンが同じ量なら、チャーハンの方が血糖値を上げにくいので太りにくいという話です。

つまり、同じカロリーなら糖質の少ない物を考える、そして食べ方を変えてみることがポイントです。

野菜を先に食べると血糖値が上がりにくく、太りにくくなる

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同じカロリーを摂取するなら糖質の少ない物を選ぶのが1つ目のポイントでした。もう1つのポイントとしては食べる順番を考える!というものです。

野菜類を先に食べることによって、食物繊維が糖質と結合して吸収しにくくしてくれる働きがあります。

白米を先に食べると、30分後の血糖値が最大値の40mg/dLになっています。それに対して野菜を先に食べると、30分後の血糖値は約5mg/dLで、90分後にようやく最大値の30mg/dLになっています。

血糖値の上がり方(単位:mg/dL)

野菜が先・・・5(30分後)⇨8(60分後)⇨28(90分後)⇨16(120分後)

白米が先・・・40(30分後)⇨25(60分後)⇨20(90分後)⇨22(120分後)

また別の記事で食べ順ダイエットについても詳しく書いていますよ♪

★⇨食べ順ダイエットはストレスが無く簡単に痩せることが出来る!その効果的な方法とは?

1日3食?2食?それとも1食?

当然食事内容にもよりますが、1日3食、コンスタントに食べると、血糖値の上昇は多くても120mg/dL程度で抑えることが出来ます。

ですが1日に1回だけの食事にしてしまうと、血糖値が170mg/dL程度まで跳ね上がるデータも出ていますので、出来れば1日3食、コンスタントに食べるように心掛けましょう。

さいごに

チャーハンよりも白米の方が太りやすいって内容には驚いたんじゃないでしょうか?

僕が学生の頃は、「餃子の王将」という中華料理屋さんで4倍チャーハンっていうイベントをやっていて、よく友達と食べに行っていた気がします。

あの食べ方は・・・やはり太りますね(;・∀・)

野菜を先に食べ、後に糖質を食べるようにしましょうね!これだけでインスリンの分泌を抑えられますよ♪

以上、すだっちでした(´ω`*)